革新的な動画配信を始めた台東縣政府
台東縣政府交通及觀光發展處(台東県政府交通観光開発局)は、台東への若者の誘致と台東への興味を深めてもらうために、今までに無い新しい切り口での観光動画を作成した。その名は「東漂月老廟」。
その新しい切り口とは、今、台湾で人気の高いリアリティ番組に着想を得たもので、男女各3人が出演する台湾版恋愛リアリティー番組となっている。
第一話は、9月5日から公式Facebookファンページ「台東就醬玩(Taitung Just Play)」で公開された。
台東縣政府交通及觀光發展處によれば、「東漂月老廟」では、台東県内外から平均年齢約30歳の男女3名ずつを招待し、2泊3日で台東での縁結び旅(台東緣分旅)に出発するという内容。
撮影は、東天后宮、海濱公園國際地標(国際ランドマークの海浜公園)、石頭彩繪(石絵)、森林公園腳踏車之旅(森林公園サイクリング旅)、都蘭海景咖啡館(レストラン名)、100碗系列美食店家(レストラン名)、原住民風味餐廳(レストラン名)、手作肥皁體驗坊(手作り石鹸工房)及夜生活餐酒館(ナイトパブ)など、台東を代表する名所で行われました。飲食、遊び、撮影、会話など、リアルな交流を通して若者たちの間で徐々に特別な気持ちから愛情へと移り変わっていく過程をリアルに描いている。
この番組では、台湾の伝統的な信仰と文化を要所に取り入れ、毎回、選択を迫られた参加者は、月老(月の神)に卦を投げ、旅の途中で誰と過ごすかを決定します。この工夫は番組の緊張感と面白さを高めるだけでなく、伝統文化が若い世代にも引き継がれていていることを上手く表現している。
台東縣政府交觀處(台東県政府交通観光局)は、今回の「東漂月老廟」は、恋愛リアリティー番組という新たな切り口であり、従来の「観光客向け動画」という手法から脱却し、現実の生活や感情に寄り添う視点を取り入れ、視聴者に「風景に浸り」、「文化を理解し」、「地域を体感」してもらいたいと述べている。
番組タイトル「東漂月老廟」は、住み慣れた街を離れ、東部で新たな生活と人間関係を求める若者たちを象徴し、癒しと心の繋がりを求める大切な場所としての台東を描いている。
各観光地では様々な観光動画が製作され、様々な方法で放映されているが、台湾では利用者が多いFacebookを使い、従来の手法から脱却した新たな方法でのPR方法で、非常に興味深いものである。
行政機関が製作する動画は「どこも同じようなもの」「お堅いイメージ」「内容が今一つ」という意見が多い中、若者をターゲットとして、見ているモノを飽きさせない工夫がされている事は評価が高いと思われる。
東台湾では、台東縣は常に攻めの姿勢である。日本で行われた展示会でも、台東縣だけで大きなブースを確保し、PR活動を行っていた。是非、日本向けの革新的な動画を作成してもらいたい。
【東漂月老廟】 https://www.facebook.com/taitung.tourism/videos/1116606503753221
https://www.facebook.com/taitung.tourism/videos/1884111672512343
https://www.facebook.com/taitung.tourism/videos/1936886233711811
出典:台東縣政府 台東就醬玩
