台湾立法議員の陳螢氏が母校である國立臺東大學附設實驗國民小學に「ドローンサッカー(Drone Soccer)」用具を寄贈
陳螢立法議員は、台湾ドローンレース発展協会(台灣無人機競技發展協會)を通じて、國立臺東大學附設實驗國民小學(以下、東大附小と記す)へドローンサッカー機材を寄贈した。
台灣無人機競技發展協會の王俊良理事長と陳螢氏は共に同小学校の卒業生であり、今回の寄贈は二人にとって母校への恩返しとなる貴重な機会となった。寄贈式には、莊瑞雄立法議員と東大附小の黃雪萍校長も出席した。
陳螢氏は、「今回の寄贈によって、子供達が国際的な新興スポーツを体験する機会を得ることが出來、嬉しく思います」と述べた。また、「今後、都市と農村の格差が縮小し、子供たちが良好な環境で学び、成長できるよう、より多くの教育資源が導入されることを期待している。」と語った。
ドローンサッカーは近年、世界中で急速に人気を集めています。プレイヤーは空中でドローンを操作し、相手チームのゴールに飛ばして得点を目指します。フォワードとディフェンダーの両方が参加し、フィールドには吊り下げ式の円形ゴールが設置されているため、立体的なチャレンジが楽しめます。この新興スポーツは既に米国、韓国などの国々で人気を集めており、テクノロジー教育と競争心を融合させるとして注目されている。
寄贈品は、インフレータブルドローンサッカー場、ドローン10機、ゴール2セット。
陳螢氏は、「ドローンサッカーは視力、脳力、手足の協調性を向上させ、プレイヤーがゲームプレイを通じてドローン操作スキルを習得できる。」と説明しました。
ドローンは現在、航空写真撮影、農家への農薬・肥料散布支援、山岳災害救助や台風偵察にも広く活用されており、さらには災害時や交通渋滞時の物資輸送支援などへの応用が期待されている。
子供の頃からドローン操作を体験する事で、操作、プログラミング、エンジニアリングを実践することで、将来の有能なドローンパイロットの養成にも繋がる。
王俊良理事長は「台灣無人機競技發展協會は長年にわたりドローン教育の推進に尽力してきた。機材の寄付を通じて、地方の学校に通う多くの子供たちにも最先端技術に触れさせ、視野を広げ、スキルを育成したいと考えている。また、ドローンサッカーは単なる競技ではなく、テクノロジーリテラシーと創造的思考を融合させる実践的なプラットフォームである」と強調した。
莊瑞雄議員は、「このスポーツは素晴らしい」と述べ、同氏は台湾プロバスケットボールリーグの会長も務めることから、多くのスポーツ界からパートナーシップの打診を受けていると語った。また、子供たちにドローンを教育の一環として捉えるよう促し、「子供の頃にドローンで遊ぶことは、大人になってからより豊かな創造性と想像力につながる」と述べた。遊びを通して興味を育み、その結果、より良い未来が築けることに繋がる。さらに「ドローンは単なるスポーツではなく、教育とテクノロジーを融合させたものだ」と強調した。
将来、台東の空は鳥だけでなくドローンで溢れ、子供たちが新たな世界を探検できるようになるかもしれない。
陳螢氏は「学問、スポーツ、芸術、テクノロジーなど、教育資源は都市部と農村部の間で均衡が保たれるべきだ」と強調した。彼女は、遠隔地の学生が都市部の学生と同じスタートラインに立ち、多様で豊かな環境の中で自信を持って前進できるよう、引き続き支援を強化していくと述べた。
出典:立委陳瑩辦公室、更生日報 自由時報
ここで簡単に陳螢氏についてご紹介します。
陳 瑩(ちん えい、チェン イン、プユマ語:Asenay Daliyalrep、アセナイ・ダリヤルレップ、1972年〈民国61年〉11月15日生まれ)は、中華民国(台湾)の民主進歩党所属の立法委員。台湾原住民のプユマ族(卑南族)。
2004年の第6回立法委員選挙では中選挙区制の平地原住民選挙区から出馬し、初当選。選挙制度改制前に民進党が原住民議席を得たのは陳瑩が唯一であった。
2008年の第7回立法委員選挙では、全国不分区及び僑居国外国民から出馬し、当選。
2012年の第8回立法委員選挙でも全国不分区及び僑居国外国民から出馬したが、民進党が獲得した13議席に対し、名簿順位が17位であったため落選。
2016年の第9回立法委員選挙では再び中選挙区制である平地原住民選挙区から出馬し、17,052票を獲得し3位で当選。
2020年の第10回立法委員選挙では票数を大きく伸ばした25,843票を獲得、2位で再選。
2024年の第11回立法委員選挙では前回選挙よりさらに票数を伸ばした27,431票を獲得し2位で再選。
2025年、国民党の立法委員への罷免案の報復として、平地原住民選挙区の陳瑩への罷免案が提出された。原住民選挙区は国民党が非常に強い選挙区であることから、国民党主席の朱立倫は「最も罷免が容易である」と発言。
しかし、最終的に罷免投票に進むために必要な署名が集まらず、罷免案は不成立となった。これを受け陳瑩は「これは民主主義の勝利であるだけでなく、原住民族の世論による尊厳の擁護でもあります」と述べた。
国民党が圧倒的に強い選挙区で罷免案が不成立になったことで、陳瑩が有権者である原住民に支持を拡大させていることの証左となった。
2017年8月、台湾とニュージーランドの間の医療外交を推進し、衛生福利部とマオリの伝統であるハーブ薬の編纂協力を結んだ。第7代マオリ王のツヘイティア・パキからマオリ王室勳章を贈呈され、マオリ王室からこのメダルを授与された最初の外国人となった。
祖父の陳耕元(上松耕一)は、嘉義農林学校の野球チームに所属し、1931年の甲子園で準優勝した。このエピソードは、映画KANOにも描かれている。
出典:東台湾新聞網 更生日報 陳螢公式Facebook

陳螢立法議員
